鰹節屋直伝!削り節をつかっただしのとり方

五十嵐鰹節おすすめのだしのとり方をご紹介します。
「だしをとるのって難しそう…」と思われがちですが、実はとっても簡単!
コツさえつかめば毎日の味噌汁や煮物がぐっと深みのある味わいに変わります。

まずは、おうちで一番身近な「薄削り」から始めてみましょう。

薄削りをつかっただしのとり方

①鍋に1Lの水を加えて、火にかける。

②沸騰したら弱火にし、削り節を30〜40gいれる。
・素材の味を大事にしたい場合は30g
・濃いだしをとりたい場合は40g

③火を止め、ザルにキッチンペーパー等をのせて濾す。

五十嵐鰹節のオンラインショップで販売している薄削りは2種類です。容量違いや食べ比べセットもございます。
料理の種類や好みに合わせて使い分けてみてください。

本枯かつお本節薄削り
上品でまろやかな風味のだしがとれます。
お吸い物など、雑味が少なくすっきりとした出汁を使いたいときにおすすめです。

かつお荒節薄削り
濃厚ですっきりとした味わいのだしがとれます。
お味噌汁や煮物など、力強い香りをいかした濃いめの出汁を使いたいときにおすすめです。

薄削りに慣れてきたら、次は「厚削り」にチャレンジしてみましょう。
薄く削ったものと比べてお湯にたくさんの節を入れることができるので、自在に濃い出汁を取ることができます。

厚削りをつかっただしのとり方

①鍋に1Lの水を加えて、火にかける。

②沸騰したら約50gの削り節を入れ、微沸騰(小さい泡がふつふつしているのが続いている状態)で約15分煮出す。

③アクが出たら丁寧に取り除く。

④火を止め、ザルで濾す。

五十嵐鰹節のオンラインショップで販売している厚削りは2種類です。
煮物、鍋、めんつゆ、うどん、ラーメンのだしなど、濃い味付けの料理に適しています。

本枯かつお本節厚削り
伝統の製法で一本ずつ丁寧に製造された鹿児島県産「本枯かつお本節」を使用した厚削りです。

枯節あわせ厚削り
鰹節に宗田鰹節と鯖節を加えることで、コクや複雑みを与えた、深みのある美味しさの厚削りです。

削り方ひとつでも、味わいは大きく変わります。
五十嵐鰹節は長らく、老舗の蕎麦屋やラーメン屋、和食店向けに業務用の削り節を販売してきました。
だからこそ、かつお節の目利きと削りの技術には自信があります。

静岡県御前崎市の自社工場で、節の種類や状態に合わせて最適な削り方を見極め、すぐにパック。
削り立ての美味しさをそのままお届けしています。